【再現性重視】老後の資産形成はS&P500一本でいい

老後の資産形成をどうするか本気で悩んでいました。

米国ETFを取り崩していくのか、それとも日本高配当株を買いそろえて配当で暮らすのか。

AIと何往復も壁打ちして、ようやく自分の中で方針が固まりました。

結論はびっくりするほどシンプルで、S&P500を積み立てて、特定口座から定率3%で取り崩すだけです。

同じように悩んでいる人のために、決めた方針と、そこに至るまでに避けた失敗をまとめておきます。

目次

決めた方針

  • NISAも特定もひたすらS&P500を積立する(日本高配当株のポートフォリオは形成しない)
  • 特定口座を3%切り崩しする(NISAは売らない)
  • 暴落に備えて生活防衛資金は残す(現金、国債)

老後の資産形成におすすめしない事

先に失敗経験を書いておきます。

日本高配当株のポートフォリオを形成しない

投資系インフルエンサーがおすすめして流行っていますが、

日本高配当株ポートフォリオより、S&P500を積み立てて定率売却する方が、資産成長・手間・再現性の面では有利になりやすいです。

配当は受け取るたびに課税されますが、取り崩しは売った分の「利益部分」だけにしか課税されないので、税効率でも分があります。

銘柄選びもメンテナンスも必要ないので、本業に集中できるのも大きいです。

優待株をNISAで買ってしまう

優待株は資産形成枠の邪魔になるので特定口座がいいです。

売らないのであれば、なおさら。

NISAは「一番増えるものを非課税で伸ばし切る箱」なので、利回りの低い優待株で枠を埋めるのはもったいないです。

買ってしまった人は、将来、特定口座で買い直しても良いかと。

短期投資等で税金や手数料を気にしないのはNG

信用取引(手数料)でガチャガチャいじって、コツコツドカーンみたいなリスクのある運用をするくらいなら。

S&P500にひたすら積立たほうが資産形成できます。

手数料のかかる投信も同じですし、特定口座で売買するなら税金も気にしましょう。

老後の資産形成の最適解の解説

NISAも特定もひたすらS&P500を積立するだけです。

NISAは1800万円を満額埋めて、それ以降の積立はすべて特定口座に回します。

資産を増やす特別な能力がなくても、再現性の高い資産形成ができるのが最大のメリットです。

生活防衛資金を持つ

大暴落のことも考慮して、目安2〜3年分は現金または国債で生活防衛資金をためておきます。

取り崩し戦略の一番の弱点は、リタイア直後に暴落が来て元本が大きく削られることです。

暴落の年は株を売らずに生活防衛資金で食いつなぐことで、このリスクを抑えられます。

老後は特定口座から月16万円を切り崩す

S&P500を目標6500万円積立。

老後は定率3%で取り崩して年間192万円(月16万円)が理想です。

税金は含み益に対して発生。
利益が大きいほど税金が取られますので、その分も考慮して資産を増やすこと

ここで一つ大事な注意点があります。

「3%=月16万円」はあくまで税引き前の金額です。

課税されるのは売った額の全部ではなく、そのうち含み益の割合の分だけです。

たとえば含み益率が50%なら、年192万円を売っても課税対象は96万円で、税金は約19.5万円になります。

この場合の手取りは月16万円ではなく、月14.4万円ほどに下がります。

手取りでしっかり月16万円を確保したいなら、含み益率次第で目標額は6500万円より少し上積みが必要になる、と覚えておくと安心です。

NISAの成長投資枠・つみたて投資枠は予備の資金に

S&P500を成長投資枠の1200万、つみたて投資枠の600万をひたすら埋める。

複利で資産をガンガン伸ばします。

NISAは非課税で増え続けるので、課税される特定口座を先に取り崩し、NISAは最後まで温存するのが鉄則です。

死ぬまでに使い切れないくらい特定口座に資産があれば、ここを余剰の資金として好きなことに使うでもOK。

老後に特定口座を使い切ったらここを切り崩す。

相続資産候補

まとめ

結局のところ、老後の資産形成はS&P500を積み立てて、特定口座から定率3%で取り崩すだけでした。

日本高配当株のように銘柄をそろえる手間もなく、再現性が高いのが最大の魅力です。

NISAは温存して最後に使い、暴落に備えて2〜3年分の生活防衛資金を持っておく。

これだけで、本業に集中しながら老後に備えられます。

なお投資は自己責任で、税金や制度は変わることもあるので、実際の判断は最新情報を確認のうえ行ってください。

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