このサイトでは銀行ポイ活のやり方をたくさん書いてきました。
その結論として——銀行ポイ活を、ほぼやめることにしました。
理由と、やめるときの解約リストをまとめておきます。
なぜやめるのか
理由は4つです。
① 還元率が年3%程度しかない
銀行ポイ活は、資金を各口座に拘束したうえで、振込や口座振替を回して得られるポイントです。
その還元率は、拘束している資金に対して年3%程度。
一方、S&P500への積立は年7%(過去30年の実績は約8%)。
銀行ポイ活:年3%(作業あり・複雑) S&P500 :年7%(放置)
これなら、NISAでS&P500に積み立てたほうが資産も増えてシンプルです。
② ミスすると一撃で赤字になる
条件未達の場合、振込手数料のミスで数千円飛ぶこともあります。
月に数百ポイントを積み上げる施策で、1回のミスで数千円のマイナス。リスクとリターンが釣り合っていません。
③ 作業が複雑で時間がかかる
下の解約リストを見ていただければ分かりますが、18の金融機関にまたがって自動設定が組んであります。
エントリー忘れ、判定日のずれ、土日祝日の考慮——管理コストが無視できません。
④ シンプルなほうが続く
結局、続けられるのはシンプルなものです。
なお、投資信託は売ってから現金化まで時間がかかるというデメリットもあります。そこだけは銀行ポイ活のほうが有利でした。
解約・解除リスト
基本的にはサービスを解約して、資金をNISA口座に集める計画です。
まずは自動化の解除から。
【解除すべき設定の種類】
1. 定額自動振込(自分の口座から他行へ送る設定)
2. 定額自動入金(他行から自動で引き落とす設定)
3. 投信積立(証券会社の積立設定)
4. 口座引き落とし(クレジットカードなどの引落先)
①と②はセットで組んであることが多いので、片方だけ消すと 資金が片道で溜まり続けます。 必ず両方確認してください。
| サービス名 | 解除する設定 |
|---|---|
| SBI新生銀行 | 特になし |
| みずほ銀行 | 特になし |
| 三菱UFJ銀行 | 特になし |
| ソニー銀行 | ◯おまかせ振込 ・4日 第一生命NEOBANK |
| 三井住友銀行 | ◯定額自動送金の解除 ・12日 第一生命NEOBANK ◯定額自動入金の解除 ・3日 第一生命NEOBANK |
| PayPay銀行 | ◯自動振込の解除 ・10日 第一生命NEOBANK ◯定額自動入金の解除 ・27日 第一生命NEOBANK |
| UI銀行 | ◯定期自動振込の解除 ・1日 V NEOBANK |
| スルガ銀行 | ◯定期振込予約の解除 ・1日 V NEOBANK |
| JRE BANK | ◯毎月おまかせ振込予約の解除 ・27日 第一生命NEOBANK |
| auじぶん銀行 | ◯定額自動入金の解除 ・26日 住信SBIネット銀行 ・26日 PayPay銀行 |
| 住信SBIネット銀行 | ◯定額自動振込の解除 ・5日 楽天銀行 ・15日 SBI新生銀行 ◯定額自動入金の解除 ・27日 SBI新生銀行 ・27日 楽天銀行 |
| V NEOBANK | ◯定額自動入金の解除 ・27日 楽天銀行 ◯定額自動振込の解除 ・25日 SBI新生銀行 ・25日 UI銀行 ・25日 スルガ銀行Dバンク ◯口座引き落とし確認 ・Vポイントカード Prime |
| 第一生命NEOBANK | ◯定額自動入金の解除 ・27日 楽天銀行 ・27日 みずほ銀行 ◯定額自動振込の解除 ・25日 JRE BANK ・25日 スルガ銀行 ・25日 PayPay銀行 ・25日 みずほ銀行 ◯口座引き落とし確認 ・マネックスカード |
| 大和コネクト証券 | ◯自動入金 ・4日 第一生命NEOBANK |
| マネックス証券 | ◯定額自動入金 ・8日 第一生命NEOBANK |
| 三菱UFJ eスマート証券 | ◯投信積立の停止 ・1日 au PAYカード ・2日 第一生命NEOBANK |
| 楽天証券 | ◯投信積立の停止 ・7日 第一生命NEOBANK ・15日 みずほ銀行(スマート買付) ・24日 第一生命NEOBANK |
17の金融機関、40近い自動設定。 これを毎月管理していたわけです。
改めてリストにすると、やめる理由がよく分かります。
それでも続けていること
全部やめるわけではありません。
手間がほぼゼロで、効率が良いものだけ残しました。 ここが実は、この記事で一番役に立つ部分だと思います。
| サービス | 続けている内容 |
|---|---|
| 三井住友銀行 | 定額自動振込 3万円 キュウヨ |
| PayPay銀行 | 定額自動振込 1円 キュウヨ |
| みずほ銀行 | 定額自動振込 1円 キュウヨ |
| みずほ銀行 | 定額自動振込 1円 コクミンネンキン |
| マネックス証券 | マネックスグループの株を1株持ってdポイントをもらう |
| 楽天証券 | 投信即売 10万円 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 投信即売 10万円 |
残したものの共通点
見ていただくと分かりますが、残したのはこの2種類だけです。
① 1円〜3万円の自動振込で「給与判定」を取るもの
→ 設定1回で放置。振込手数料もかからない
② クレカ積立の即売り
→ 月1回の売却操作だけで、還元率1%前後
③ 1株保有の株主優待
→ 買ったら完全放置
共通するのは「資金を大きく拘束しない」「毎月の管理がほぼ不要」という点です。
逆に言えば、やめたのは「複数口座に資金を分散して、毎月何度も振込を回す」タイプの施策です。ここが手間とリスクの割にリターンが小さかった。
これから銀行ポイ活を始める方は、最初からこの3種類だけやるのが効率的だと思います。
なお、積立投信もハイリスクではあるので、これもいずれやめるかもしれません。
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よくある質問:銀行ポイ活をやめた理由について
筆者は、なぜ銀行ポイ活をやめることにしたのですか?
記事では、理由は4つで、①還元率が年3%程度しかない、②ミスすると一撃で赤字になる、③作業が複雑で時間がかかる、④シンプルなほうが続く、としています。
還元率は、どれくらいと書いていますか?
記事では、銀行ポイ活は資金を各口座に拘束したうえで振込や口座振替を回して得られるポイントで、その還元率は拘束している資金に対して年3%程度としています。一方、S&P500への積立は年7%(過去30年の実績は約8%)として比べ、銀行ポイ活は「年3%(作業あり・複雑)」、S&P500は「年7%(放置)」としています。これは筆者の見解で、将来の成績を保証するものではありません。
ミスをすると、どうなりますか?
記事では、条件未達の場合、振込手数料のミスで数千円飛ぶこともあり、月に数百ポイントを積み上げる施策で、1回のミスで数千円のマイナスになるため、リスクとリターンが釣り合っていないとしています。
作業は、どれくらい複雑でしたか?
記事では、18の金融機関にまたがって自動設定が組んであり、エントリー忘れ、判定日のずれ、土日祝日の考慮など、管理コストが無視できないとしています。解約リストの末尾では、17の金融機関、40近い自動設定を毎月管理していたとしています。
銀行ポイ活のほうが有利な点は、ありますか?
はい。記事では、投資信託は売ってから現金化まで時間がかかるというデメリットもあり、そこだけは銀行ポイ活のほうが有利だったとしています。
解除すべき設定は、どんな種類ですか?
記事では、①定額自動振込(自分の口座から他行へ送る設定)、②定額自動入金(他行から自動で引き落とす設定)、③投信積立(証券会社の積立設定)、④口座引き落とし(クレジットカードなどの引落先)の4種類としています。
定額自動振込と定額自動入金は、片方だけ消してもよいですか?
いいえ。記事では、①と②はセットで組んであることが多く、片方だけ消すと資金が片道で溜まり続けるので、必ず両方確認するとしています。基本的にはサービスを解約して、資金をNISA口座に集める計画としています。
解約リストは、何を示していますか?
記事では、銀行・証券ごとに解除する設定と日付を一覧にしています。例として、ソニー銀行はおまかせ振込(4日)、三井住友銀行は定額自動送金の解除(12日)、PayPay銀行は自動振込の解除(10日)や定額自動入金の解除(27日)など、各サービスの設定と対応する相手先を示しています。解除の手順や期日は各社で異なるため、最新は公式で確認してください。
それでも続けているものは、何ですか?
記事では、手間がほぼゼロで効率が良いものだけ残したとして、三井住友銀行の定額自動振込3万円(キュウヨ)、PayPay銀行・みずほ銀行の定額自動振込1円(キュウヨ・コクミンネンキン)、マネックスグループの株を1株持ってdポイントをもらう、楽天証券と三菱UFJ eスマート証券の投信即売10万円を挙げています。
残したものの共通点は、何ですか?
記事では、残したのは、①1円〜3万円の自動振込で「給与判定」を取るもの(設定1回で放置・振込手数料もかからない)、②クレカ積立の即売り(月1回の売却操作だけで還元率1%前後)、③1株保有の株主優待(買ったら完全放置)で、共通するのは「資金を大きく拘束しない」「毎月の管理がほぼ不要」という点としています。
やめたのは、どんなタイプの施策ですか?
記事では、やめたのは「複数口座に資金を分散して、毎月何度も振込を回す」タイプの施策で、手間とリスクの割にリターンが小さかったとしています。これから銀行ポイ活を始める人は、最初から残した3種類だけやるのが効率的だと思うとしつつ、積立投信もハイリスクではあるので、これもいずれやめるかもしれないと書いています。
